この世に不公平が蔓延している理由を権力者の責任にする人は多いです。

実際はそうではなく、権力者が行う選択は大多数の人間の選択により成り立っています。

例えば、

莫大な資産を持つ人の投資先は、より多くの需要が見込める分野です。
そのため、大多数の人が危険な添加物や農薬を使った野菜を買うのであれば、それらを扱った会社に投資することになります。

資本主義において合理的な行動をしていこうとすれば、大多数の人間の選択に合わて動くことになります。
ですので、物的権力を多く持つ人の行動は大多数の人間の精神と連動しています。

テレビで放映する内容なども視聴者が見たい物を映すのであり、
テレビで放映される内容も視聴者の精神(カルマ)が投影されたものと言えます。

このように、一般的に敵視されやすい「物的権力を持つ存在」ですが、単独で世界に害を及ぼすことはできません。

必ず、行為をする人、行為を受ける人とでカルマの一致が起こるために、全ての出来事が発生していきます。

正義感に駆られて権力者を糾弾する人は多いのですが、それよりも、権力者の行動の影響から外れるほどに精神進化を遂げることの方が大切でしょう。
権力者を糾弾している内は精神が権力者に囚われていて、被害者側に回っています。

実際の所、権力者の行動がいかなるものであっても、その影響の良し悪しは各自のカルマによって決まります。

権力者が危険食品に関する情報を流した影響を受け、それを食べてしまったとしても、その人間の精神(カルマ)によって結果が違うのです。

危険食品によって肌や頭脳の働きに悪影響が一見出たとしても、
カルマが良ければ良いほどにその悪影響を未来にとって最善なものへと変えられます。

精神進化を遂げた人間であると、悪影響が出たことをきっかけに、
それ以上に体に良い物を食べるように無意識に心掛けるようにします。
(そもそも悪影響が出る前に、その危険物を中和できるよう対策が取られることも多いです)

これが摂理による埋め合わせです。

そのため、権力者の行動により被害に合うかどうかは、各自のカルマによる所です。

完全な摂理によってこの世は不公平が演出されていますね。
(演出されるにいたったのは人類全体のカルマゆえですが)

権力者の行動によって生活が左右されるように見えても、本質的に大切な要素では全く左右されません。
それどころか、権力者の行動が悪ければ悪いほど、精神進化を遂げた人間に対する本質的な良い埋め合わせは大きくなります。

ですので、権力者の動向を観て行動を変えるよりも、他者への身を尽くした貢献により精神進化を遂げることがもっとも賢明と言えるでしょう。